Bowl

工房に木工ロクロが入り、試しに裏山の松の木を使って器を挽いた。丸太を割り、乾燥もしていない材料だった。もう20年も前の物。割れが入り、楕円になっている。埃まみれで、寮の片隅に置いてあった。

 ある有名なShakerコレクターが、最初に手に入れた物はWood Bowlとある。その説明には、乾燥していなかったのか、楕円状に形が変わっていると書いてある。写真を見ると荒々しい刃物跡が、に見える。 きっと生木を使い、人力の旋盤で(ポールレース)こさえたのだろう。 Shakerの物つくりは、手作業から工業化に移る途中の中にいたのだなと改めて思う。彼ら自身の工夫によりいろんなものが生み出され、充実した日々をおくっていたのだろう。 21世紀の今の物つくりが想像できただろうか?

工房の仕事では、アームチェアのマッシュルームを作ることが、多い。 定番のアメリカンチェリーの器、大中小がある。